2012年

3月

27日

さようなら

 3年間勤務させて頂いたが、今年度で終了となった。3年間卒業生に肖像画を描いてきたがそれも今年限り。先週やっと42人の肖像画が完了。疲れた。3月の初旬に自分の作品を中央の公募展に出品しているので、2月はひたすらその制作に取り組んでいる。だから毎年の肖像画はひたすらデッサンの勉強を同時にしているつもりでないと描けない。今年は取りかかりが遅くデッサンの勉強という気持ちより、約束を果たす義務といった感じが強くなり、精神的にはマイナスになったが、責任は果たせた。少し生徒に申し訳ない気がする。でも先生も頑張ったということだけは認めて欲しい。

 

生徒の皆さんへ 

社会に役に立つ人に成長してください。どんな大人になりたいか、を考え、どんな社会に生きたいかを考えてください。嫌いな大人にならないように住みよい社会が出来るように、大きな夢を持ち、自分というものを信じてこつこつ歩いて行ってください。

デッサン3時間3年 これは誰にでも当てはまります。毎日3時間3年間学べばやりたいことの基礎がしっかり出来ます。誰も持っている可能性です。

よい人生を歩んでください。また会いましょう。

 

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2011年

8月

11日

伝えたい事

東北にボランティアに行っていた友人から超ロングの報告メールが来た。その中で今日、知人への花火イベントに参加要請の内容があったのでここに紹介します。以下そのメールの1部です。

○ 「100万人の花火大会」のこと。
「遠野まごごろネット」の提案で現地ではポスターも見たけど、全国的には残念ながら周知不足。
震災による犠牲者の月命日に当たる「8月11日の午後8時30分」に全国一斉至るところで線香花火に火をつけようという企画。
「東北を忘れない」「いつまでも東北に寄り添っていたい」の意志を行動で!
心にとめておいて家族や友達にも是非伝えて!

同時刻に全国一斉に線香花火に火をつけ、その花火を見つめることで日本中が東北と一つになれたら素晴らしいな。

こちらも眠れないほど暑い日もあって大変ですが、現地はまだまだそれ以上大変です。想いを東北にいつもつなげて行こうと思います。

 

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2011年

4月

05日

考えたい事

 福島原発の事を考えていると、ブログを書く気にもならなかったが、TVを見ていると、本当に世界中からの応援が有る事がわかる。西日本にいる僕たちは、被災者としての自覚は無いが、世界は日本中が被災者だと感じている。

 被災者でもあり被災者でもない我々は、今後本当の被災者に対して、どんな支援ができるだろうか?教員として生徒に何が伝えられるだろうか?被災者としての自覚が無いのは当然だが、これからの日本を考えるとき、経済的にも環境的にも我々に直接的な影響が出てくる事は必至だ。子どもたちは国の未来が自分の未来の姿に影響を与えるということを認識してもらわなければならない。学ぶ事、学びが知識でなく知恵に向かう事を教えなければならないと思う。自分を高める事が良い国を作っていく元だという事を。

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2011年

3月

20日

先生方に是非読んで欲しいブログ

卒業式を中止した高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)

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2011年

3月

14日

考えてしまう。

 地震を利用してネットでの誹謗中傷がかまびすしい。

 WEBという便利な物が出来、有り難く使用させてもらっているが、それを悪用する輩が居る。人の不幸につけ込んで自分だけがいい目を見ようという輩だ。これはなにもネットだけに限らず全てのものにおいて2面性が言えることだが、便利な物ほどリスクが大きいということだろう。

 「人でなし」という言葉が有った。時代劇で金貸しが金利のかたに身ぐるみはいで行くとき等に掛けられる言葉だ。しかし、今何故その「人でなし!」が増えているのだろう。

 昔、宮城大学の元学長、林竹二氏が各地の学校を回られて授業をされていた。その方の授業の様子を撮った写真集がある。その中で子どもたちの表情が深い内省と思索の表情に変わって行く過程が撮られている。講義は「カエルの子はカエルだが、人間の子は人間と言えるか?」というテーマ。「人は環境や教育、自らの考え方で天使にでも悪魔にでもなる。」ということを、教えるのではなく、自分で考え、気付く大切さ、そこへ誘う授業のあり方への提言であった。そうであるなら現在「人でなし!」事件が凄まじく増えているということは「人を教え育てるシステム」に欠陥があるに違いない。

 

 現場では昔とは比べ物にならないほどひたすらに様々な手段と努力で教え方を研究し、何とか誰にもわかる授業がしたいと頑張っておられる先生方の姿がある。中には365日とは言わないまでもほとんど学校に出ずっぱりの先生もいる。無責任な輩は教育の荒廃を全て教員の資質の所為にして、教員の資質さえ上げれば教育が良くなると信じて疑わない者が居る。しかしそうであろうか?教育の問題は根が深い。子どもの成長に一番関係している家庭環境は、その家庭が作ったものであるが、その家庭の考え方は政府の方針と連動する。そしてその政府の戦後の教育と方向性が、経済界の要望に基づくものであったということは政府の方針と経済会の方向が全く一貫して一緒であったことは経済会白書等からも明らかである。経済界の提言が100%教育に反映されて来ているということである。その考え方が各家庭に反映され、自分たちの幸せの方向性を、高学歴高収入の方向に求めて来た結果が今の状態である。

その方向を良しとした「熱心な良い先生」が進学に熱を入れその方向が正しいと信じた子どもたちが必死で学んで,知恵ではなく「知識」を蓄積して行った。 

今必要なのは本当に教育を良くする方向を、ありとあらゆる方向から考えなければならないということだ。TVタックル等に登場するヤンキーだったことを売り物にするような極端な人々の意見ではなく、本当の豊かな社会とは何か、どうしたら子どもたちが生き生きと生きられる社会や楽しく学べる学校となるのか、学ぶ内容はどう有るべきかということだ。最も大切なことは、経済中心でなく、教育のあり方を中心に考えなければならない。人が人として充実して生きて行くことを第1に考えた教育内容でなければならない。

 

 教育の荒廃は教育基本法に有るとして、強引に改訂した教育基本法。あれから何がどう、良く変わったのだろうか?是非検証して教えて欲しい。民主的でなくやらせ等で、強引に変えられた法にも「民主的な国家」を歌う。

 基本法改訂前の教育基本と新基本法の大きな違いは「新」は事細かに表現しており、「旧」は大まかだということである。昔から悪い政治のときは規則が細かく決められる。というが正にそれで、細かく指示しないと不安らしい。

 文化を愛せ伝統を愛せ、国を愛せという。しかし愛することは強制できない。愛する人がおり、愛する場所が有り、愛する文化が有るから愛すのである。オカミがいう時それは必ず為政者に都合の良い国体や政府を愛せということである。

 

便利であり、経済を豊かにすることが人を豊かにすると勘違いしていた社会は、今壊れようとしているように思える。教育のあり方が問われる時代になるだろう。

 

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2011年

3月

11日

恐ろしい出来事

東北地方太平洋沖地震と命名された恐ろしい地震。

すさまじい被害に慄然とする。日本の形が変わるほどの被害だ。未だに巨大地震が続いているという。あぜんとしながらも今私たちがいる場所の幸運に感謝している。これから私たちは何をやればいいのだろう。人の無力さを感じている。まかり間違えば私たちが被災していたかもしれないし、これから先被災しないとは誰も言えない。

被害に遭われた方の絶望感無力感は想像を超えていることだろう。

私たちは全力を挙げて私たちが出来る限り何かをしなければならない。人は助け合わなければ生きて行けない弱い存在なのだから。争っている場合ではない。

 

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2011年

2月

20日

世も末

作品を描いて帰って一息。ニュースを見ていると雪山に裸で捨てられ死んだ赤ちゃんのニュース。嗚呼!最近人間の所行とは思われない犯罪が本当に多くなった。同じ捨て子でも今と昔では大違い。犯罪の質がより悪質だ。日本人はマッカーサーに精神年齢12歳だといわれたのだが、同じ12歳でも感情の豊かさは違っていたに違いない。何がここまで人を無感動に無慈悲にしたのか。成人式も男女とも七五三の様に着飾っているが幼稚さが目立つ。

恋や愛には敏感だがそれを支える心が幼稚では結婚しても続くはずも無く、子どもが生まれても自己中心だから簡単に殺したり捨てたりできるのか。もっと教育の本質的な改革がなされなければ日本を支える力どころか生きる力さえ育たない。

兼務教員が増やされる。いよいよ学校は大変だ。

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2011年

2月

16日

新入生?

 今日も寒い1日でした。

天気はよく海は清々しい。

今日は新1年生が下見に来るとのことで在校生は少しそわそわ。昼を過ぎて新入学予定者の姿。なるほど可愛らしい。

来年度の1年生は40名。40人学級。美術教室に入れるのか心配。さてどうしたもんだろう。バブルだGDP1位だと言っていた頃にどうしてもっと先進国並みに20人学級にしなかったのだろう。教育は2の次経済第1がずっとこの国の姿勢ですね。

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2011年

2月

08日

今日は推薦入試日

久しぶりの中学校

今日は推薦入試の日なので少し静かです。少しどころか元々少ない生徒数なのでかなり静かです。海も静かです。私の子供も今日は入試なので、妻は久しぶりにめったにない早起きをして弁当を作りました。親は子供によって親として育てられます。この私もまた。

みんながんばれ!

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2011年

2月

02日

はじめて検索

 今日初めてこのHPを検索してみた。検索エンジンに上手くかかっているのか心配だったが、「海の前の美術教室」で検索してみると、JIMDOの力で何とかひっかかっている。そんなに引っかからなくても良いというHPなので気楽だが、検索して驚いた。2ページ目に「Jimdoページ yamatyubijyutu.jimdo.com」という項目で出て来たのだがいきなり「不適切なホームページとして違反報告する」という文字が飛び込んで来たのであせった。何はともあれそれと疑わしきウェブから頂いた画像をHPから全て削除してしまった。年寄りにはよう判らんことが多い。勘違いかもしれんがまあいい。か

誰か検索エンジンの方法を丁寧にやさしく教えてくれる人を捜そう。しかしよく考えてみると「海の前の・・」というタイトルは少し変だなあ・・

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2011年

1月

27日

今日の海

1月27日(木)昨日がJimdoのメンテナンス日だったので、今日からブログを書くことにしました。朝、海がきれいだと何か得をしたような気がします。山田中の前の海はいつも夕日も美しく、幸せになります。娘が幼い時よく海水浴に遊びに来た場所です。私の職場になるとは思いませんでした。(笑)縁があったのかな。

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ペーパークラフト実験中

お面を作る

これらのお面は別の学校の高校生に作ってもらったものです。

まだ研究中なのですが、なかなか面白いとは思いませんか

きもいという意見も有ります。が創造の原点はそんなもんです。

(笑)